こんにちは!
最近、パソコンの動作が遅いと感じたことはありませんか?
「起動が遅い」「作業中に固まる」「ゲームがカクカクする」…
これらの症状の原因は、パソコン内部のハードウェアにあるかもしれません!
今回は、CPU・メモリ・ストレージという3つの重要な部品を簡単にチェックする「ハードウェアの健康診断方法」をご紹介します。
ハードウェアの基本をおさらい
まずは簡単に3つの部品についておさらいしておきましょう:
CPU(頭脳)
・パソコンの頭脳で計算を行う部分。これが速いほど処理がスムーズになります。
メモリ(作業机)
・作業の一時データ置き場。容量が大きいと複数の作業を同時に進められますが、過剰な容量は無駄になります。
ストレージ(記憶)
・データを保存する部分。現在はHDDよりも高速なSSDが主流です。ストレージの速度はパソコン全体の動きに大きく影響します。
ハードウェアの健康診断をしてみよう!
以下の方法で、自分のパソコンの状態を簡単にチェックできます。
① タスクマネージャーで部品の使用率を確認
タスクマネージャーを開く方法
Windows 11:Windowsマークを右クリック→「タスクマネージャー」を選択。
Windows 10:タスクバーを右クリック→「タスクマネージャー」を選択。
使用率を確認
「パフォーマンス」タブを開くと、CPU、メモリ、ディスクの使用率が表示されます。
普段の作業中(動画視聴やゲームなど)にどの部品の負荷が高いかを確認してください。
② ストレージの健康診断
クリスタルディスクインフォを使う
「CrystalDiskInfo」という無料ソフトをインストールし、ストレージの状態を確認します。
「注意」や「異常」と表示された場合は、ストレージが劣化している可能性が高いので、
データをバックアップし、早めに交換するのがおすすめです。
SSDで高速化
古いHDDを使っている場合、SSDに交換するだけでパソコンが驚くほど速くなります!
③ メモリの健康診断
Windowsメモリ診断ツールを使う
検索バーに「メモリ」と入力し、「Windowsメモリ診断」を開きます。
再起動時に診断が行われますので、寝る前など余裕のあるタイミングで実行してください。
メモリ不足への対処
インターネットやオフィス作業なら8GB以上、快適さを求めるなら16GBがおすすめです。
必要に応じてメモリの増設を検討しましょう!
注意ポイント
・データのバックアップは必須!
特にストレージのエラー修復を行う場合、データが失われるリスクがあります。
重要なデータは必ず外付けディスクなどに保存してから作業してください。
・部品の交換時期を見極める
CPUの性能が足りない場合、ノートPCでは交換が難しいため買い替えを検討するのがおすすめです。
メモリやストレージは比較的簡単に交換・増設できます。
◆健康診断のまとめ
パソコンの動作が遅い原因を見つけるには、CPU・メモリ・ストレージのバランスをチェックすることが重要です。
どれか一つが足を引っ張っていると、全体のパフォーマンスが落ちてしまいます。
ぜひ今回の方法を試して、パソコンの状態を確認してみてください!
快適な作業環境を整えることで、作業効率もアップしますよ!